ISSEY MIYAKEの全ブランドラインを解説

日本を代表するトップブランドISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)。今までにたくさんのブランドラインを展開しており老若男女に人気なイッセイミヤケのデザインはアーカイブブームの影響もあり再評価され中古市場でも年々高騰しています。どのラインもそれぞれ違った個性を持っており、テイストや価格帯等も異なっています。

こちらの記事では、イッセイミヤケのブランドラインのそれぞれの特徴や人気アイテムなどを解説していきますのでISSEY MIYAKEに興味を持っているかたやこれから着てみようかなっと思っている方はきっと自分に合うイッセイミヤケのお洋服があると思うのでぜひ参考にしてみてください。

目次

ISSEY MIYAKEブランドライン

ISSEY MIYAKE

1971年に三宅一生がニューヨークにてコレクションを発表。服作りを始めた当初から一貫して「一枚の布」をコンセプトにブランドを展開し、亡くなった今も受け継がれています。デザイン哲学は、衣服の実用性と美しさを兼ね備えたものであり、着る人の個性を引き立てることを重視しています。イッセイミヤケの作品は、アートとファッションの境界を越え、現代のファッションに多大な影響を与えました。

特に2016年にスタートしたグラフィックデザイナー、田中一光氏の作品をモチーフにしたアイテムたちは海外での人気も高いことから中古市場でも需要が高く高価買取が期待できます。

出典:https://www.isseymiyake.com/blogs/news/10190

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE

1993年に発表されたラインで、シグネチャーであるプリーツ加工を全面に押し出したコレクションです。独特のプリーツ加工により、軽量で快適、かつ洗濯が簡単という実用性も兼ね備えています。シンプルなデザインと豊富なカラーバリエーションが特徴で、デイリーユースに適したアイテムが多く揃っています。アーティストとコラボしたアイテムやグラフィックが全体的にプリントされているアイテムなどは20年以上前のアイテムでも希少価値が高く高価買取が期待できます。

左は中古市場でも安定して高い相場のMELTドレス。右は人気の高いゲストアーティストシリーズCAI GUO QIANG(蔡 國強)。龍の曲がりくねったシルエットを作り出すように火薬を焚き付けた白い生地をプリーツ加工して仕立てたアイテムは人気が高いです。

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE

2013年に発表された男性向けのラインで、PLEATS PLEASEのメンズ版とも言える存在です。軽量で動きやすく、プリーツ加工による快適なフィット感が特徴です。カジュアルな日常着から、フォーマルなシーンでも着用できるアイテムまで、幅広いラインナップを展開しています。著名人の着用も多く幅広い年齢層に支持されています。

出典:https://www.isseymiyake.com/blogs/hommeplisse-ss20/collection20

132 5. ISSEY MIYAKE

2010年に発表されたこのラインは、持続可能なファッションを追求するために設立されました。コンセプトは「1つの服が3次元から2次元、そして5つの異なる形に変化する」というもので、折り紙の技術を応用しています。素材にはリサイクルポリエステルが使用され、エコフレンドリーなアプローチが特徴です。

出典:https://www.vogue.co.jp/change/article/132-5-issey-miyake

A-POC

「A Piece of Cloth」の略で、1998年にスタートしたラインです。このプロジェクトは、布を一枚のパネル状に織り上げ、そこから服を裁断するという新しい製造プロセスを提案しています。無駄のない生産プロセスが環境への配慮を表しており、ファッション業界に新しい視点をもたらしました。

出典:https://wired.jp/branded/2023/06/16/a-poc-able-issey-miyake/

BAO BAO ISSEY MIYAKE

2000年に発表されたアクセサリーラインで、特にバッグが有名です。三角形のピースが集まって形成された独自のデザインで、柔軟性と機能性を兼ね備えておりバッグの形状が使用者の動きによって変わるため、他に類を見ない個性的なスタイルが楽しめます。人気があるがうえに偽物も多く存在するのでフリマアプリなどで購入する際は気をつけましょう。

出典:https://www.isseymiyake.com/blogs/news/16908

ISSEY MIYAKE MEN

メンズウェアラインで、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴です。素材や技術にこだわり、日常のあらゆるシーンで快適に着用できるアイテムが揃っています。このラインは、男性のためのクラシックなスタイルを提供しつつ、イッセイミヤケらしい革新性を持ち合わせています。初期の筆タグのアイテムや90年代のボンバージャケットやタクティカルベスト、2000年の村上隆さんとのコラボアイテムなどはアーカイブブームの影響もあり人気が高く高価買取が期待できます。

me ISSEY MIYAKE

2001年に発表されたカジュアルラインで、「簡単に着られる服」というコンセプトです。プリーツ加工や独特のカッティングを取り入れたアイテムが多く、シンプルでありながら個性を引き出せるデザインが魅力です。日常使いに適しており、ファッションに興味のある幅広い層から支持を受けています。

出典:https://girl.houyhnhnm.jp/fashion/find_your_color_and_just_dance

HaaT

ISSEY MIYAKEのテキスタイル・ディレクターとして活躍してきた皆川魔鬼子をトータルディレクターにインドの伝統工芸技術と日本のモダンなデザインを融合させたラインです。手織りのテキスタイルや染色技術など、職人の手仕事を取り入れたアイテムが特徴です。ユニークな素材とテクスチャーが魅力で、アートとファッションの境界を超えるような作品を展開しています。

出典:https://www.fashion-press.net/news/87260

ISSEY MIYAKE WATCH

イッセイミヤケが手掛ける時計ラインで、シンプルかつ革新的なデザインが特徴です。日本の精密技術とイッセイミヤケの美学が融合した時計は、ファッション性と機能性を兼ね備えています。さまざまなデザイナーとのコラボレーションも行われており、時代を超越したタイムレスなデザインが多く見られます。

ISSEY MIYAKE PARFUMS

1988年に発表されたフレグランスライン。最も有名な香水「L’Eau d’Issey(ロー ドゥ イッセイ)」は、世界中で人気を博し、ブランドのシグネチャーアイテムとなっています。シンプルでありながら奥深い香りが特徴で、男女問わず愛されています。

ISSEY MIYAKE EYES

アイウェアラインで、機能性とデザイン性を兼ね備えたメガネやサングラスを展開しています。シンプルでモダンなデザインが多く、さまざまなシーンで活躍するアイテムが揃っています。

出典:https://www.houyhnhnm.jp/news/690871/

ISSEY MIYAKE FURNITURE

インテリアデザインのラインで、家具や生活雑貨を取り扱っています。シンプルで機能的なデザインが特徴で、日常生活を豊かにするアイテムを提案しています。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらの記事ではブランドラインの解説をさせていただきましたが、各ブランドラインのコンセプトを知ることでブランドへの理解度が高まり、自分にあったISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)があったのではないでしょうか。

BETTER CALL BROSKIではISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)の買取を強化しております。クローゼットに眠っているISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)のアイテムがございましたらシーズンやデザインを精査ししっかりと査定させていただきますのでいつでもお気軽にご相談くださいませ。

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